メロンのトゲ

メロンを育てていると芽カキや誘引、摘果作業などメロンに触る事が多いのですが、この時にとても邪魔になるのがメロンのトゲです。

メロンは葉にも茎にも無数のトゲが生えています。コレが結構堅いので手袋や作業服を貫いて刺さり痛いのです。無意識のうちに触って刺さると飛び上がる程の痛さです。

しかしこのトゲはメロンにとって大切な身を守る仕組みなのです。しっかりした堅いトゲを持つメロンは健康で病気や害虫にも抵抗力を持ちます。

メロンのトゲは主に珪素出出来ています。お米の堅い籾のトゲや手を切りそうな葉も珪素が形作ってます。珪素と言うとぴんと来ませんがガラスの成分と同じなのでガラスが刺さる感覚ですね。

メロンを丈夫に育てるために植え付け前に珪酸カリウムとか珪酸カルシウムなどの肥料を与えます。また籾殻にも含まれているので籾殻出作った堆肥などで土づくりをする事もあります。

作物自体が身を守る力をつけると病気や害虫に強くなりますので、それだけ農薬の散布を減らすことが出来て助かります。


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